肘の痛み
Elbow Pain
- • 物を持ち上げる時に肘の外側が痛い（テニス肘）
- • ドアノブを回す動作で肘に痛みが走る
- • 肘の内側が痛み、握力が落ちた（ゴルフ肘）
- • タオルを絞る動作がつらい
- • 投球動作で肘に痛みを感じる（野球肘）
- • パソコン作業中に肘が痛くなる
- • 朝起きた時に肘がこわばっている
- • • 肘を伸ばしたり曲げたりする時に痛む
肘の痛みの原因
Cause
肘の痛みは主に上腕骨外側上顆炎（テニス肘）、上腕骨内側上顆炎（ゴルフ肘）、内側側副靭帯損傷（野球肘）に分類されます。スポーツだけでなく、日常生活での繰り返し動作も大きな原因となっています。
● テニス肘（上腕骨外側上顆炎）の原因
手首を反らす筋肉（伸筋群）の使い過ぎにより、肘の外側に付着する腱に炎症が起こります。テニスのバックハンド動作だけでなく、パソコンのマウス操作、重い物を持つ作業、家事での雑巾絞りなどの日常動作でも発症します。特にデスクワークでの不適切な手首の角度が原因となることが多いです。
● ゴルフ肘（上腕骨内側上顆炎）の原因
手首を曲げる筋肉（屈筋群）の過度な使用により、肘の内側に炎症が生じます。ゴルフスイングでの不適切なフォーム、重い物を持ち上げる作業、料理での包丁使いなどが原因となります。握る動作を繰り返すことで前腕の筋肉に疲労が蓄積し、肘への負担が増加します。
● 野球肘の原因
投球動作での肘への過度な負荷により、内側側副靭帯や軟骨に損傷が生じます。不適切な投球フォーム、投球数の過多、筋力不足、柔軟性の低下などが主な原因です。成長期の選手では骨の成長部分に障害が起こることもあり、早期の対処が重要です。
● 共通する要因
肩や手首の機能不全により肘に代償的な負担がかかることや、前腕の筋肉の柔軟性低下、体幹の安定性不足なども肘の痛みを引き起こす要因となります。
当院のアプローチ
approach
1.炎症の軽減と痛みの改善
患部の炎症を抑制し、痛みを軽減する手技療法を行います。肘周囲の筋肉だけでなく、肩甲骨や頸部の調整も行い、上肢全体の機能改善を図ります。
2.筋肉の柔軟性回復と筋力バランス調整
硬くなった前腕の筋肉をほぐし、柔軟性を回復させます。同時に弱化した筋肉の強化と、過緊張した筋肉の緩和を行い、肘関節周囲の筋力バランスを整えます。
3.動作改善と技術指導
スポーツでの不適切なフォームや日常動作での問題点を分析し、肘に負担をかけない動作方法をお教えします。投球フォームの改善、デスクワーク環境の調整、家事動作の工夫など、個別のニーズに応じた指導を行います。
4.競技復帰・職場復帰のサポート
段階的な負荷調整により、安全にスポーツや日常活動に復帰できるようサポートします。再発防止のためのトレーニング方法や、パフォーマンス向上のための身体機能改善も提案いたします。
改善までの流れ
flow
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01.詳しい問診・機能評価症状の経過
スポーツや仕事での肘の使い方、痛みの特徴を詳しくお聞きし、肘の可動域や筋力を評価します。
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02.施術
炎症の軽減、筋肉の調整、関節の機能改善を目的とした手技療法や運動療法を行います。
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03.動作・技術指導
肘に負担をかけない動作方法、スポーツフォームの改善、予防のためのストレッチやトレーニングをお教えします。
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04.段階的復帰サポート
症状の改善に合わせて、段階的にスポーツや日常活動への復帰をサポートし、再発防止に努めます。
お客様の声
voice
30代女性 / パート勤務
買い物や家事の際に肘がズキっとして困っていましたが、こちらに通ってから痛みが和らぎ、無理なく家事がこなせるようになりました。もっと早く来ればよかったです。
院情報/アクセス
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