腱鞘炎
Tendinitis

- • 手首や指を動かすと痛みが走る
- • 朝起きた時に手がこわばって動かしにくい
- • 物を握ったり持ち上げたりする時に痛む
- • 手首の親指側が腫れて痛い(ドケルバン病)
- • 指が引っかかってカクンと動く(ばね指)
- • パソコンやスマホの操作で手首が痛くなる
- • ペットボトルの蓋が開けられない
- • 雑巾を絞る動作がつらい

腱鞘炎の原因
Cause
腱鞘炎は手や指を動かす腱とそれを包む腱鞘との間で炎症が起こる疾患です。現代社会では、パソコンやスマートフォンの普及により手指の使い過ぎが増加し、腱鞘炎に悩む方が急増しています。
● 繰り返し動作による負担
タイピング、マウス操作、スマートフォンの操作など、同じ動作を繰り返すことで腱と腱鞘の間に摩擦が生じます。この摩擦が継続することで腱鞘が厚くなり、腱の滑りが悪くなって炎症を起こします。家事での包丁使いや雑巾絞りなども同様の負担となります。
● 不適切な姿勢と手首の位置
キーボードやマウスを使用する際の手首の角度が不適切だと、腱に無理な負担がかかります。手首を反らせた状態や内側に曲げた状態での作業は、腱鞘内での腱の通り道を狭くし、摩擦を増加させる原因となります。
● ホルモンバランスの変化
妊娠中や更年期の女性に腱鞘炎が多く見られるのは、ホルモンバランスの変化により腱鞘が腫れやすくなるためです。エストロゲンの減少により腱鞘の柔軟性が低下し、炎症が起こりやすい状態になります。
● 筋力不足と疲労の蓄積
手指や前腕の筋力が不足していると、同じ動作でも腱への負担が大きくなります。また、休息なく手を使い続けることで疲労が蓄積し、腱鞘の修復が追いつかなくなって炎症が慢性化してしまいます。

当院のアプローチ
approach
1.炎症の軽減と痛みの改善
手技療法により手首や前腕の筋肉の緊張をほぐし、血流を改善して炎症の軽減を図ります。痛みのある部位への直接的なアプローチだけでなく、肩や首の調整も行い、上肢全体のバランスを整えます。
2.腱の滑走性改善
腱鞘内での腱の動きをスムーズにするため、特殊な手技により腱鞘の柔軟性を回復させます。癒着した組織を丁寧にほぐし、腱の正常な滑走を取り戻します。
3.姿勢と動作の改善指導
作業時の正しい手首の位置や姿勢をお教えします。デスク環境の調整方法、キーボードやマウスの適切な使用方法など、日常生活での予防策を具体的にアドバイスいたします。
4.セルフケアと再発防止
症状に応じたストレッチや筋力強化エクササイズをお教えします。作業の合間にできる簡単なケア方法や、腱鞘炎を予防するための生活習慣の改善についてもサポートいたします。

改善までの流れ
flow
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01.詳しい問診・機能評価
症状の経過、職業や趣味での手の使い方、痛みの特徴を詳しくお聞きし、手首や指の動きを評価します。
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02.施術
炎症部位の治療、筋肉の緊張緩和、腱の滑走性改善を目的とした手技療法を行います。
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03.動作・環境指導
作業環境の改善方法、正しい手の使い方、腱鞘炎予防のためのセルフケアをお教えします。
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04.継続的なケア
症状の改善状況を確認しながら、職業復帰や趣味活動の再開に向けてサポートします。
お客様の声
voice

40代女性 / パート勤務
手首の痛みでペットボトルのキャップも開けられず、家事や仕事に支障が出ていました。通院を続けるうちに痛みが和らぎ、今では日常生活をほとんど不安なく送れるようになりました。「もう治らないのでは…」と不安でしたが、安心して任せられて本当に良かったです。

院情報/アクセス
information

- 店舗名
- さざれ整体院
- 営業時間
- 定休日
- 水・日・祝日(祝日がある週は水曜営業)
- 電話番号
- 0584-71-8700
- 住所
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岐阜県大垣市中野町5丁目
370-1 プラザリビエール5号室


お問い合わせ
contact
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